親が認知症と診断されたら、どうすればいい?

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もし、あなたのご両親が認知症と診断されたら、あなたはどのように対応すべきでしょうか。

認知症には、突然なるわけではありません。

多くの場合、少しずつ症状が出てきて、周囲の人が何かおかしい、けど年をとったらこんなものかな?

と思っているうちに、認知症は進行します。

そして、いよいよおかしいと思い、病院にかかると認知症と診断される。

 

このようなケースが多いのではないでしょうか。

認知症と診断された時点では、本人もある程度の状況は分かっていることも多いです。

「これから自分はどうなっていくのだろう」

「家族に大変な思いをさせてしまうんじゃないだろうか」

といった不安を抱えています。

家族も不安に思うでしょうが、一番不安なのは、本人です。

 

そんなとき、家族である私たちはどのように考え、どのように接したら良いのでしょうか。

そこで今回は、親が認知症と診断されたときに、どのように本人と接すれば良いのか解説していきます。

大切なのは、家族だけで抱え込まないことです。

相談できるところもご紹介していきますので、参考にしてください。

 

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親が認知症と診断された!まずは何をしたらいい?

冒頭でもお伝えした通り、認知症と診断されて一番不安になっているのは、本人自身です。

認知症になると、怒りっぽくなったり、あるいはうつ状態になったりなど、症状は人それぞれです。

まず家族は、それが認知症の症状として出ていることを理解しましょう。

間違っても、「なんでできないの」「さっきも言ったのに」などと怒るようなことをしてはいけません。

子どもに怒られることは、とてもプライドを傷つけられますし、本人も今までできていたことができず、戸惑っているのです。

「病気でこんな風になっている」と、まずは理解しましょう。

 

そうは言っても、症状がひどくなってくると、

さっき食事を食べたことを忘れている、

一人で出歩いて、帰ってこれなくなる、

などの症状が出てくると、家族もどうしたらよいものかと、困惑するでしょう。

 

そんなときは、家族だけで抱え込まずに、地域包括支援センターもしくは、主治医、保健所などに連絡し、相談してみましょう。

ひと昔前までは、地域包括支援センターというものはありませんでした。

 

地域包括支援センターとは、いわば介護についての相談窓口のようなところです。

ケアマネージャー、社会福祉士、保健師などの資格を持つ人が相談に乗ってくれます。

相談は無料でできるので、まずは連絡をとってみると良いでしょう。

自分の地域の地域包括支援センターがどこにあるかわからない場合は、役所に問い合わせても教えてくれます。

 

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介護を抱え込まない 協力者を見つけよう 

ここまでご説明してきたように、親が認知症かもしれないと思った、もしくは認知症と診断されたときには、

まずは、介護サービスなどでサポートしてもらいましょう。

一人で抱え込もうとすると、すぐに介護離職を考えるなど短絡的な思考になりやすいです。

人は追い詰められると、しっかり考えることが難しくなるものです。

 

しかし、そんなときに厄介なのが、「周囲の声」です。

日本では年老いた親の面倒は、家族がみるもの、

特に嫁が中心になって介護をする、という仕組みが昔から続いていました。

 

時代は流れて、今は共働きの家庭がほとんどで、介護は社会全体で行うものという考えが一般的になってきました。

いわば家族だけで介護を行うというのは、時代遅れの考え方です。

ですが、なかには

「親の面倒は子どもが見て当然」

「嫁が面倒を見るべき」

という考えの人も、いまだにいます。

このような人が親戚にいたりすると厄介です。

 

口出しする人でも、実際に介護を協力してくれているのなら、話を聞く価値があるかもしれませんが、

何も協力をしないのに、口だけ達者な人であれば、その人の意見は無視しましょう。

介護を手伝わない人の意見を聞いていては、実際に介護をする人が疲れ切ってしまいます。

 

ただし、介護は多くの人の手を借りて行うことです。

文句ばかり言っている人にも、あとになって何か頼みごとをしなければならない時もあるかもしれません。

そういったことも考慮して、話は聞くだけ聞いておいて、ちゃっかりと無視するようにしましょう。

 

まとめ

親が認知症と診断されたとき、どうすれば良いか解説してきました。

まずは、地域包括支援センターなどに問いわせ、人の手を借りたり、意見を聞くようにしましょう。

家族だけで抱え込もうとすると、無理がきてしまいやすいですし、考えもネガティブな方へ傾きやすくなります。

「介護のため」と言って、安易に仕事を辞め、生活が苦しくなる人もいます。

自分のことで家族が苦しい思いをしているのは、親からすると、もっとも望んでいないことです。

親のためにも、自分たちのためにも、まずは協力者を見つけてください。

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