認知症の親への対応を解説! 親が認知症になったら気をつけたいこと

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「お金をとられた」と騒がれて困る。

さっきした話を覚えておらず、言った言わないでケンカになる。

これらは認知症の人にはよくある症状です。

 

お金やその他のものを盗まれたと話すのは、「もの盗られ妄想」と呼ばれる症状です。

もの盗られ妄想が出ている人に、「それは違う」と頭ごなしに否定してしまうと、「そんなわけはない!」と怒り出してしまうこともあります。

認知症の人は攻撃的になっていることもありますので、怒らせてしまうと大変です。

 

また、「さっき話した内容を忘れている」などの、もの忘れの症状はアルツハイマー病などで初期症状として現れやすいです。

 

これらは認知症によって起こっているものです。

対応の仕方を知らない人は、イライラしてしまい、つい怒ってしまうという人も多いです。

自分の親にこのような症状が出ると、「あんなにしっかりしていた人だったのに」と、信じたくない気持ちもあり怒ってしまうという人もいます。

 

しかし、認知症の人に対してこちらが怒ってしまうと、関係が悪くなってしまうことも多いです。

認知症の人は記憶力が低下していても、嫌なことをされた、言われたということは覚えているものです。

すると、自分の子どもであっても、「嫌な人」として覚えます。

そうなると介護をするのが余計に大変になってしまいます。

ですから、認知症の人への対応は早い段階から心得ておく必要があります。

 

そこで今回は、認知症の人への対応の仕方について解説していきます。

親が認知症で困っているという方は、今回の記事を参考にしてみてください。

 

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認知症の人への対応のしかた 「共感」がキーワード

例えば、認知症の症状で「もの盗られ妄想」が出ている人への良い対応は、

「それは大変だね。一緒に探してみよう」

と声かけすることです。

 

普通は、「何かの間違いじゃないの」とか「お母さんが無くしたんでしょ!」

と、言いたくなるところだと思います。

 

しかし、このような対応をしてしまうと、売りことばに買いことばで、言い争いになってしまうこともあります。

そして、上述の通り認知症の人は一度嫌な人として認識すると、自分の子どもであっても心を開いてくれなくなります。

 

ですから、まずは言いたいことをぐっとこらえて、「共感」してあげることが大切なのです。

 

認知症になると、穏やかだった人でも目つきが変わり、攻撃的になっていることもあります。

そんな人も自分の話を聞いてくれる人には、安心します。

最初は目つきが怖く、怒っているような人でも話を聞いているうちに徐々に落ち着いてきます。

人間、そんなに怒り続けることはできません。

 

共感の態度を示しながら話を聞き、相手が落ち着くまで待ってみましょう。

 

このように接するのは、こちら側にも「忍耐」が必要になります。

ただ耐え続けるというのもツライです。

そこで、認知症の人の行動の原因について考えてみると、自分自身の心を落ち着けるのに役立ちます。

続いては、その方法について解説していきます。

 

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認知症の人の行動にはすべて「意味」がある

認知症の人と接していると、

「なんでこんなことをするんだろう」

と思うことが多くあります。

 

例えば、認知症の症状で「徘徊【はいかい】」というものがあります。

徘徊とは、あてもなく歩き続けることを言います。

徘徊によって、勝手に施設などから出て、その後帰り方がわからなくなってしまうということが起こります。

介護する人からしたらなんともやっかいな症状です。

 

ですが徘徊にも、その症状が現れる原因があります。

その根本には「帰宅願望」があります。

帰宅願望とは、自分の家に帰りたいという思いです。

 

認知症の人は、昔の記憶は鮮明なことが多いです。

ですから、記憶の中にある自分の家に帰りたいという思いが徘徊という行動に出ているのです。

 

介護する人がこういったことに気づいてあげれば、

頭ごなしに「出歩いちゃだめ」と怒ってしまうことは無くなるのではないでしょうか。

お部屋にその人のふるさとの写真を飾ってみたり、アルバムをめくって昔の話を聞いてあげても良いでしょう。

 

このように、認知症の人の行動の裏側にある思いに考えをめぐらせると、

イライラすることが少なくなりますし、対策も思い浮かびやすくなります。

 

まずは、認知症の人の行動の背景を考えてみましょう。

 

認知症への対応 その他にできること

続いては認知症の人への対応で、その他にできることをお伝えしていきます。

 

認知症の人は、環境の変化にとまどうことが多いです。

そして、環境の変化によって認知症が進行してしまうことさえあります。

ですから、慣れた場所で、いつもの服、いつもの靴、いつもの食器など、

いつもと同じものをなるべく使ってあげるようにしましょう。

 

認知症の人を介護する人は、なるべく手伝ってあげようとする人もいます。

しかし、それはかえって認知症の人が自信をなくしてしまう原因になりやすいですし、

やらないことによって能力低下を招く原因にもなりかねません。

もちろん安全管理は介護者がする必要はありますが、なるべくできることはやらせてあげるのも大切です。

 

また、適度な刺激も大切です。

認知症の人に対して、外を歩いて転んだら大変だからといって外出を制限したり、

他の人と話をして、とんちんかんなことを言って迷惑をかけてはいけないからと、人と会うのを制限した入りする人がいます。

しかしこれも、かえって認知症を悪化させる原因になりかねません。

外を散歩したり、人と話すことはむしろ適度な刺激となり、認知症の進行を遅らせる可能性があります。

他にも、アルバムを見ながら昔話をしたり、好きだった趣味を一緒にすることも、

適度な刺激になって良い効果をもたらすことがあります。

 

まとめ

認知症の親への対応のしかたについて解説してきました。

認知症の人に対して、とにかく頭ごなしに否定することはよくありません。

上述の通り、まずは「共感」の意思を示すべきです。

「自分は味方ですよ」と意思表示をすることで、認知症の人も安心してくれやすいです。

介護する人は慣れないことも多いですし、イライラすることが多いかもしれません。

まずはそれをぐっと我慢して、共感の態度を示すことでその後の介護がスムーズにいきやすいです。

認知症の人には広い心で接するようにしてください。

 

また、親が認知症になったらお葬式のことも考えておきましょう。

認知症になるということは、確実に老いてきているということです。

残念なことですが、いづれは親も亡くなってしまいます。

それは避けようのないことです。

ところが、お葬式の準備をしないままに、親が亡くなってしまうと、葬儀社の言われるがままにお葬式を行うことになり、

費用が高額なるケースがあります。

お葬式にかかる費用は平均200万円と言われており、かなり高額です。

亡くなった親とのお別れを心置きなく行うためにも、早めに準備して、葬儀内容や費用についても検討しておきましょう。

まずはこちらから無料の資料を請求してみてください。

早期割引の制度もありますので、費用の面では早めに動いておく方がプラスになりますよ。

 

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