介護認定を嫌がるのはなぜ 利用したくない心理と解決策

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日本では、40歳以上の人は介護保険に加入しないといけません。

介護保険では介護が必要と認定された人に対して、自己負担1割(所得の多い人は2割)でさまざまな介護サービスを提供してくれます。

介護認定 嫌がる 解決策

しかし、このような介護サービスを利用することを良しとしない方もいます。

そこには「自分に介護が必要なんて認めたくない」「自分でできると思っている」という思いがあるようです。

人に頼ることでプライドが傷つけられると感じて、介護サービスに嫌悪感を抱くようです。

年をとってもプライドは意外とあるものです。

 

また、プライドの問題だけでなく「こんな歳になって国の世話になりたくない」「足手まといになりたくない」「人が家に来ると疲れる」など、人によっても介護サービスを利用したがらない理由が違います。

 

しかし、家族としては介護サービスを受けてもらわないと、自分たちの負担が増えてしまいます。

介護だけに専念できるのであればまだ良いですが、親を介護する子の世代は自分の仕事、子育てなど介護だけに専念する時間はありません。

その現状を親に伝えても、言い争いになるばかりでラチがあかないというケースもあります。

 

そこで今回は、介護保険を嫌がる人への声のかけ方をお伝えしていきます。

同じ趣旨のことでも、相手の心理を理解して声のかけ方を変えるだけで、案外すんなりと介護サービスを受け入れてくれることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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信頼する人からの言葉は聞き入れる

高齢者によくありがちなこととして、自分の子どもの言うことは聞かないケースがあります。

親にとっては子どもはいつまでたっても子どもで、面倒を見られるのではなく、自分が面倒をみる立場という認識が強いです。

そのため、子どもの言うことに耳を貸さないのです。

 

しかし、そんな人にも頭の上がらないような人はいます。

信頼している人や権威のある人の言うことは、一転して受け入れるということもあります。

信頼している主治医がいる場合は、その先生に事前に根回しをしておいて、受診したときに介護サービスの利用を勧めてもらうというのは結構効きます。

介護認定 嫌がる 主治医 権威者

根回ししておく相手が医師の場合は、親の身体の状態にも詳しく介護保険についてもどのようなものか知っていますので、的確な言葉掛けをしてくれるでしょう。

反対に介護保険などに詳しくない人にお願いするのであれば、事前に親の身体のことやそのために介護保険でこんなサービスがあるということをある程度詳しく伝えておいたほうがスムーズに事が運ぶかもしれません。

こういった点に注意して、話を進めていきましょう。

 

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お得感をアピールすると意外とすんなり受け入れることも

介護保険のサービスといえば、デイサービスなど施設の利用やヘルパーさんが自宅にきて、お世話をしてくれるものというイメージが強いかもしれません。

ですが、介護保険で利用できるサービスはそれだけでありません。

例えば、自宅に手すりをつけたり、玄関から上がりやすいように段差をつけるなどのリフォームをしたいときに20万円を上限に、自己負担1割(所得によっては2割)で工事をしてもらうことができます。

また、入浴用のイスやポータブルトイレも1割もしくは、2割で購入できます。

その他、福祉用具のレンタルも格安でできます。

こういったお得感をアピールすることでも、介護保険を受け入れるようになることもあります。

介護認定嫌がる お得

介護保険を利用することで、経済的な負担になるのではないかと考えている人もいますから、そういった方には、お得感のあるサービスもあるという切り口で話していくと良いでしょう。

 

ヘルパーさんは嫌でも看護師や理学療法士などの医療職は受け入れる人が多い

家事を人に任せるのはいけないことと考える高齢者は、特に女性に多いです。

こう考えるのは、世代的なものも大きいのでしょう。

このような考えの人に、「家事の負担が軽くなって楽になるからヘルパーさんを利用しよう」と伝えると逆効果です。

そもそも、自分の家のことなのに楽をするのは良くないことと考えていますから、このように伝えるのはNGです。

 

では、どのように伝えると良いかというと、自宅での生活が自立してできるように難しいことだけお願いしようと伝えるのです。

そのときに、「看護師さんも来てくれて体調管理してくれたり、リハビリの先生が来て身体の動きも良くしてくれるよ」と伝えると、効果的です。

ヘルパーさんは嫌がる人でも、看護師や理学療法士などの医療職は受け入れるという方も多いです。

介護認定嫌がる 対策 医療職

世代的に医療職の方が権威性があると感じる人が多いようで、そのような方であれば家に入られても安心だと感じるようです。

このように、楽をするためでなく、介護サービスを利用することで能力が向上したり、自立した生活ができるようになるという点を強調すると良いです。

 

キラーフレーズ「お試しで」

これだけ話をしてみてもはっきりと首を縦に振ってくれない場合は、1ヶ月だけあるいは1回だけお試しでやってみようと伝えるのも有効です。

一度始めたらずっと続けないといけないと思っている方もいますから、気に入らなかったら辞められると言われるだけでも負担感が減って、促しに応じられやすくなります。

これは高齢者に限ったことではありませんが、どんなものかわからないと初めてサービスを利用するのは不安があります。

しかし、一度利用してみると案外よくて、それから気に入ってサービスを利用し続けるという人も多いです。

 

それでもダメなら時間をかけるのも1つの手

親子で話を続けていると、お互いに気兼ねがないぶん話が平行線をたどることも多いです。

何を言ってもダメなときには、時間をかけてみるのも1つの手です。

そうこうしているうちにも老いは少しずつ進んでいきますから、いよいよ自分でも難しくなってきたと感じたら、意外とすんなりと受け入れてくれるということもあります。

どうやってもダメなときには、時間をかけて少しずつ話を進めていきましょう。

 

介護保険を利用するようになったら、その先も考えておく

親の衰えを信じたくない子どもというのは、意外と多いです。

明らかに痴呆の症状があるのに、あんなにしっかりしていた人がそんなはずはないと理解しない人もいます。

認知症になるのはよその人で、自分の親は大丈夫と根拠のない自身を持っている人もいます。

しかし、介護サービスの利用を考えるようになるということは、確実に衰えてきているということです。

まずはそれを認めて、親と向き合っていく必要があります。

 

そして、まだ話ができるうちに家族で話し合っておくべきことがあります。

それはお葬式やお墓のことです。

 

親が亡くなった後には、葬儀までにやるべきことが多くとても忙しくなります。

そんな時に葬儀社を事前に決めておけば、葬儀屋が段取りややるべきことを教えてくれます。

すべて葬儀屋に頼ることはできませんが、お葬式を滞りなく行うための手助けをしてくれます。

 

葬儀社を親がすでに決めている場合もあります。

それは事前に聞いておかないとわからないことですし、決めていないのであれば、どこか目星をつけておかなければなりません。

それに加えて、お葬式に呼びたい人はいるのかも聞いておかないといけません。

また、遺影の写真も意外と良いものが見つからないものです。

故人が参列者とお別れする最後の顔が遺影の写真ですから、よいものを選んでおきたいです。

お墓についても、先祖のお墓に入れるのか確認しておかなければなりません。

お墓によっては長男だけしか入れないとか、すでにいっぱいで入れるスペースがないといった問題が発生することもあります。

このようなことを親がいなくなった後に子どもたちだけでやろうとすると、とても大変です。

介護サービスについて考えるのを良い機会と思って、お葬式、お墓のことも考えておきましょう。

 

葬儀社が決まっていないのであれば、インターネットで探してみるのもおすすめです。

お葬式を葬儀社の言う通りにホイホイ決めていくとオプション料金がかさんでびっくりするほど高額になっていたということもあります。

そのようなトラブルを回避するためにも、定額サービスのプランを用意している葬儀社の方が安心です。

全国展開している葬儀社であれば、定額、明朗会計なのでその点で、安心感があります。

資料請求は無料のところもあるので、葬儀社を決めていない人はまず資料請求してみてはいかがでしょうか。

オススメの葬儀社はこちら

NHKで紹介されたシンプルなお葬式

 

まとめ

介護認定を受けたがらない高齢者への声かけの方法について、お伝えしてきました。

歳をとると頑固になるとよく言われますが、実際にそういうことは多いです。

それを力ずくで動かそうとすると、かえって強く抵抗されるだけです。

できないという客観的な事実や、こんなメリットがあるということを少しずつ伝えていく努力が必要です。

そのときに、自分1人だけで頑張ろうとするのではなく、主治医などの力を借りるのも1つの手です。

1人で抱え込まず、うまく関係者に協力を求めながら、向き合ってください。

そして、先々のことを考えてお葬式、お墓のことも一緒に話す機会を持ちましょう。

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