エンディングノートの書き方とは おすすめのノートの内容を紹介

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エンディングノートという言葉は、終活という言葉とともに認知されるようになってきました。

エンディングノート書き方おすすめ内容

終焉を迎えるための活動を略して終活【しゅうかつ】と呼び、それが流行語大賞にノミネートされるまで認知されました。

またエンディングノートを題材にした映画が公開されるなどしたことから、書店などで販売されているエンディングノートの売れ行きも好調なようです。

多くの人が亡くなる社会のことを「多死社会」と呼びますが、2025年に団塊の世代が75歳に達し、日本はこれからまさしく多死社会へと突入していきます。

その中で、人生の最期が注目されるのは必然なのかもしれません。

 

ところで、エンディングノートは何の目的で、どうやって、何を書けば良いのか、実ははっきりと決まってはいません。

「自分が書くノートなんだから何を書いたっていいじゃないか」

と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、エンディングノートがきっかけで思わぬトラブルになってしまうこともあるので、書き方、書く内容には注意が必要です。

せっかく想いを込めて書いたのに、書いた人の想いが伝わらなかったり、間違って伝わったのでは悲しすぎます。

頭がしっかりとしていれば訂正することもできますが、エンディングノートが必要になる時には、その能力がない可能性もあります。

 

そこで今回は、書く人の想いを読む人にうまく伝えるための、正しいエンディングノートの書き方について解説していきます。

 

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エンディングノートの書き方 遺言書・遺書とは違う

エンディングノート遺言書などと同じように考えられる方がよくいますが、これらは違った性質のものです。

まず一番の違いは、遺言書には法的拘束力がありますが、エンディングノートや遺書にはそれがありません。

ですから、遺産の分配方法をエンディングノートに書いていても、法的には何ら拘束力はありません。

 

この点を知らずにエンディングノートを書いていると、あとあとトラブルの原因になる可能性があります。

例えば、あなたは遺産を長女に譲るつもりで、エンディングノートにその旨を書いたとします。

ですが、エンディングノートには法的拘束力がありませんから、他の家族がそれを認めなければ遺産は法律にそって分配することになります。

このような結果になると、あなたの思いは実現されないばかりか、長女も複雑な心境になるでしょう。

こういったわだかまりが原因となり、家族の仲が悪くなってしまうかもしれません。

 

エンディングノートの正しい書き方としては、あなたの想いがわかるように書くことです。

遺産の相続のことなど、シビアな問題は法的拘束力のある遺言書に書き、エンディングノートにはそう考えるに至った背景などを書くのです。

例えば、上の例では長女に遺産を残したいが、それは老後に面倒を見てくれ、介護も丁寧に献身的にしてくれたからで、金銭的にも世話になったということを書いていればどうでしょうか。

それに合わせて、どれほど長女に感謝しているかということも書いていれば、他の家族も遺産の分配について納得するかもしれません。

このようにエンディングノートは、その人の背景を含めて希望を書き残すのに役立ちます。

ですから、こうしたいという希望とともに、なぜそう思うのかという背景まで合わせて書くことをお勧めします。

 

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エンディングノートの内容 延命治療について

エンディングノートを書くにあたって、その内容や書いたこと自体をギリギリまで内緒にする人がいます。

しかし内緒にしておくと、もしあなたが倒れて意識を失った状態が続いたときには、あなたのエンディングノートがどこにあるのかわかりませんし、そもそも書いたことすら知られないでしょう。

それでは、あまりにも悲しすぎます。

どんな内容のことを書いて、どこに置いているということを伝えておかなければ、元も子もありません。

 

エンディングノートの内容の中で、最も大切なものの1つが延命治療についてです。

エンディングノートによっては、延命治療のところに「望む」「望まない」「わからない」のチェック項目があるだけのものもあります。

仮に望まないにチェックをつけていたとしても、なぜ延命治療を望まないのかがわからないと、実際に判断を下す立場になる家族は大いに悩むでしょう。

 

それは自分が判断するから大丈夫と思われる方もいるかもしれません。

しかし、延命治療が必要かどうかを考えないといけないような状態だと、意識がなかったり、あっても判断力にかけていたりすることが多いです。

そこで、家族が判断するようになります。

 

例えば、あなたが親の介護で、無理な延命治療をしたために苦しませてしまったという後悔があり、自分の時は口から食べれなくなったら、そのまま自然に逝かせてほしいと考えていたとします。

しかし、そういった想いを家族が知らず、「延命治療を望まない」とだけチェックがされていたのでは、「なぜ?」という疑問が浮かぶばかりです。

家族としては、大切な存在であるあなたに少しでも長く生きていてもらいたいと思うはずです。

なぜ望まないのかまで書いておくことで、家族の負担も減らせますし、あなたの望みも叶いやすくなります。

こういった延命治療など死生観に関わる問題は、あなたの人生そのものを映し出すと言っても過言ではありません。

今までこんな人生を送って、こんな経験をしてきて今はこう考えている、だから将来、自分が亡くなる時にはこうしてほしいと伝えるべきです。

また、それができるのがエンディングノートです。

 

このようにいざという時に家族を困らせないために、エンディングノートに書いた内容は家族に伝えておくべきです。

特に延命治療に関しては、チューブなどで栄養を与える経管栄養もあれば、人工呼吸器や心臓マッサージを施すことまで多岐に渡ります。

それらすべての延命治療を受けたくないのか、あるいはこれは嫌だけど、これは仕方ない。

といった思いもあるかもしれません。

要は、書いておくだけではそのニュアンスが伝わりにくいので、エンディングノートに記したことは、実際に家族と話しておくことが大切なのです。

話しているうちに自分の希望が明確になることもありますし、そのニュアンスも家族が理解しやすく、いざという時に無用な負担がなくなります。

 

このような話は、エンディングノートを書いたことをきっかけにして話題に挙げても良いですが、人によっては少しハードルが高いかもしれません。

家族など近い間柄であればあるほど、かしこまった話はしづらいものです。

 

そこで、当サイトでは話のきっかけとして、お葬式の資料を利用することをお勧めしています。

延命治療の話や、エンディングノートの話というと話し出す方も、聞く方も身構えてしまいますが、お葬式の話だと意外とすんなりできます。

実際にお葬式にはこの遺影を使ってほしいとか、もしもの時はこの人にはお世話になったから呼んでほしいなど、すでにお話しされたことのある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

お葬式は誰もが亡くなったらやらなければならないことですし、早めに伝えておいた方がスムーズなことも多いので、話しやすくなるのだと思います。

お葬式の資料は無料で請求できますし、葬儀社によってはエンディングノートが無料で付いてくるところもあります。

私も資料請求をしたことがありますが、資料が来る時には、お葬式のものとわからない封筒に入れられて送られてきました。

また、資料を請求したからといってしつこく電話がかかってくるということもありませんでした。

お葬式というものを扱っているだけあって、その辺りはデリカシーがあるなと感じました。

 

こちらがそのエンディングノートです。

シンプルなお葬式のエンディングノートです。エンディングノート書き方 おすすめ シンプルなお葬式

中身はこんな感じです。

エンディングノート書き方 内容シンプルな葬式

資料請求はこちらから

NHKで紹介されたシンプルなお葬式

 

続いてこちらは、小さなお葬式のエンディングノートです。

エンディングノート書き方 おすすめ小さなお葬式

中身はこんな感じです。

エンディングノート書き方 内容小さなお葬式

無料の割にしっかりとした作りです。

 

中身は基本情報、健康状態、自分史、家族・親族・友人のこと、資産のこと、医療介護のこと、葬儀・お墓のこと、遺言・相続のことなどです。

葬儀会社のものですが、内容はバランスが良く下手なエンディングノートを買うよりも、よっぽど良いという印象を持ちました。

ただしやはり無料のものですから、本というよりは冊子という感じのものになっています。

重厚な本タイプのものに書いていきたいという方もいると思います。

しかし、冊子タイプの方が気兼ねなく開いて、何度でも書き直しやすいので、個人的にはこちらの方がおすすめです。

小さなお葬式

 

まとめ

エンディングノートの書き方や、その内容で押さえておくべきポイントについてお伝えしました。

今回は具体的な項目についてというよりは、希望する内容を背景まで含めて書くというような、少し概念的な話になりました。

しかし、具体的な内容を書き出す前に一番に押さえておいていただきたいところです。

背景がなければ、なぜそのような選択をしたのか、家族は頭を悩ませたり、それが原因となり、家族関係が悪くなってしまう可能性すらあるからです。

エンディングノートを書く時には、あなたの人生を伝えるつもりで、選択肢ものの背景まで読む人がわかるようにしておきましょう。

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